きっかけは、あるご家族の笑顔でした
一介の工事担当として小さな住宅設備会社に従事していた私は、平常通り担当させて頂いていたお客様宅の改装工事にお伺いしていました。
ご主人様や奥様との意見交換を重ねながら、時には私の視点でのアドバイスを織り交ぜつつ、改装工事は順調に進んでいきました。
改装工事は無事お引渡しを迎え、私もお立会いに伺っていました。
その時、ご主人様よりこんなお言葉を頂戴いたします。
「小國さんのおかげでこんなに素敵な家になりました。このご恩は生涯忘れませんし、これからもお仕事を超えてお付き合いしてくださいね。」
ご家族全員から優しい笑顔で感謝され、社交辞令だったのかも知れませんが、今まで感じたことのない高揚感に包まれた私が初めて起業を考えた瞬間でした。
顔の見える経営者でありたい
昨今は分業制が進み、この話はあの人と、その話はまた別の人と。
こういった光景をよく目にします。確かに企業側からしますと、数ある中の一つの施工現場ですので流れ作業の様なご対応の方が効率も良いです。
ただ、施主様はそうは思わないのではないでしょうか。
小さな電気工事であっても、大きな住宅設備工事であっても然りです。
そういった大きな流れの中では、気付かないこと、1番大切なことを見失ってしまっているのではないかと考え、起業を決意致しました。
何よりも難しいことに挑戦したい
顧客の満足を第一に。お客様満足度No.1。
口で言うのは容易いです。しかし、そこに至るまでは本当に難しいです。
だからこそ挑戦します。本当の満足とは何か?イエスマンでいることなのか?それらはこの場をやり過ごす自分自身の満足ではないのか?
私の生涯を懸けて追い続けていきたい目標です。